私はかつてはパチスロの打ち子をしておりました。好きだから打ち子していたのではなく、ただ給料がそこそこ良かったという理由です。それまでは、全然機種の事も知らず、お店の事も知りませんでした。そんな状況の中で勤め始めてから、色々なお客が来ると言うことを知りました。これまでは、遊び人が出入りするような場所というイメージでしたが、実際は違っており、弁護士や医師、美容師や水商売関係の方、さらには教師までもがお店に入り、台に真剣に向かっていたのです、私は当時この世界の事を知らなかったので、こんな狭い台に長時間座るよりも、釣りに行って、大物を釣り上げた方が開放的なのに、と思っていました。しかし、先輩スタッフから、勝った時の喜びは何者にも変えがたいものだ、と言っておりそんなものなのかと思いました。そんな私も、この世界での勤務から、半年が過ぎて色々と分かってきました。目押し等はスタッフである以上、サービスの1つとして出来るようになってくれと、上から言われたので、店の2階に並べられた練習用の台に、勤務終了後に毎日1時間ほど練習しました。一見、これは遊びなのか・・・と思いましたが、よく考えると仕事の1つであると再確認できたので、それからは真剣に台に向かうことができました。また今まで見向きもしなかった、攻略系の本も合い間に読むようになり、より知識が身についていきました。結果的に私は、お客から頼まれて、目押しを行うまでになり、その後お礼を言われる度に、とても良いお仕事なのだと思いました。店内は煙草等で空気が汚れ、ただ玉やメダルを運ぶだけの仕事と思っていましたが、実際にやってみると、とてもお客に喜んでもらえて、たわいもない話もできるようになったので、本当に居心地が良く楽しい職場で働けて良かったと思います。現在私はフリーランスの身ですので、もうお店でのお仕事は退きましたが、今でも時々店内の様子を思い出します。良い経験ができ感謝しています。